山あいの小さな里に、冬になるとひとつ、決まって縁側を訪れる白い野兎がおった。
その兎は、里はずれにある古びた家へ、毎日のように顔を見せた。
家には年老いた夫婦が住んでおり、ある雪の日、おばあさんが縁側で干し芋を干していた折、庭先にうずくまって寒さに震えるその兎を見つけたのである。
「ほれ、寒かろう」
おばあさんはそう言って、小さな干し芋の欠片をぽいと放った。
兎はびくりと身を震わせ、ぴょんと飛び退いた。
けれどしばらくすると、おそるおそる戻ってきて、その欠片を鼻先でつついた。
甘い匂いがした。
ひとくち齧れば、やわらかな甘みが口いっぱいに広がる。
そのぬくもりは、凍えた身にじんわりと染みた。
その日から、兎は毎日やって来るようになった。
はじめのうち、おじいさんは渋い顔をしていた。
「野のものをあまり甘やかすでない」
そう言っていたものの、数日も経てば、自ら縁側に腰を下ろし、
「今日はまだ来んのう」
などと空を見上げるようになった。
兎が姿を見せれば、
「おお、来たかハク」
と目を細める。
そうして、その白い毛並みにちなんで、夫婦は兎を“ハク”と呼ぶようになった。
ハクは人の言葉を解せぬ。
けれど、その声のやわらかさだけはわかった。
おじいさんが笑えば、あたたかな気持ちになった。
おばあさんが干し芋を差し出せば、胸の奥がぽっと灯るようであった。
ハクは、夫婦が好きであった。
そして、人というものが好きであった。
春には縁側でうたた寝をし、夏には井戸端で涼み、秋には落ち葉の庭を駆け回る。
季節がめぐるたび、ハクは夫婦のそばで時を過ごした。
やがてハクは思うようになった。
――人とは、なんとやさしい生きものなのだろう。
もし叶うなら。
いつの日か、自分もあのふたりのような、人になりたい。
ある冬の夜であった。
しんしんと雪の降る山道を、ハクがひとり駆けていた時のこと。
ふいに、どこからともなく声がした。
「……人になりたいか」
ハクは足を止めた。
見回せど、誰もおらぬ。
あるのはただ、白く煙る雪と、凍てつく木々ばかり。
「人になりたいのであろう」
声はまた、すぐ耳もとで囁いた。
低く、静かで、底の見えぬ声であった。
ハクが身を震わせると、雪の帳の向こうに、黒い揺らぎが現れた。
人のようにも見え、影のようにも見える。
輪郭は定まらず、そこだけが夜よりもなお昏い。
それは、古より山の奥に棲むという禍つもの――マガであった。
「叶えてやろう」
マガは言った。
「そなたの願いを」
ハクはその言葉の意味を知る由もない。
ただ、その声が不思議と恐ろしくなく、胸の奥で長く焦がれていた願いが熱を帯びた。
人になれる。
あのやさしい夫婦のように。
言葉を交わし、笑い合い、恩を返せる。
その思いだけが、白い胸を満たしていた。
「されど、願いには代償が伴う」
マガの声が、雪に溶ける。
「それでも望むか」
ハクは迷わなかった。
小さく、一歩、前へ進んだ。
その瞬間。
マガの闇がふわりと広がり、雪も、風も、山も、すべてを呑み込んだ。
そして。
次にハクが目を覚ました時。
そこにいたのは、白い野兎ではなかった。
雪の上に、裸足の人の子がひとり。
その黒い瞳だけが、かつてのハクのまま、まっすぐに澄んでいた。
雪の上に立つその子は、しばし呆然と己の姿を見つめていた。
細く長い指。
白い息を吐く口。
雪を踏みしめる二本の足。
恐るおそる頬に触れる。
やわらかな肌の感触があった。
跳ねようとして、うまくいかずに雪へ転ぶ。
けれど立ち上がり、また一歩を踏み出す。
そのたびに胸が高鳴った。
人になれた。
ほんとうに、人になれたのだ。
ハクは笑った。
それは生まれてはじめて浮かべた、人の笑みであった。
早くあの家へ行かねば。
おじいさんとおばあさんに見せたい。
きっと驚くだろう。
けれど、きっと喜んでくれる。
これからは言葉で礼が言える。
毎日もらった干し芋のお礼も、寒い日に撫でてくれたぬくもりへの礼も、ぜんぶ伝えられる。
胸を弾ませ、ハクは里へ向かって駆けた。
だが。
山を下り、最初の人家が見えた頃。
どこからか、怒鳴り声が響いた。
「返せと言うておるだろうが!」
「知るか! これは俺のものだ!」
ハクは足を止めた。
家の前で、二人の男が揉み合っていた。
ひとりがもうひとりを突き飛ばし、雪の上へ叩きつける。
倒れた男の懐から、小さな包みが転がり出た。
勝った方の男はそれをひったくると、なおも何度も相手を蹴りつけた。
「弱いくせに逆らうな!」
鈍い音がした。
倒れた男は動かない。
ハクは震えた。
なぜ。
なぜそんなことをするのだ。
人とは、やさしいものではないのか。
けれど、たまたまだ。
きっとあれは悪い人間なのだ。
そういう者も、たまにはいるのだろう。
おじいさんとおばあさんは違う。
あのふたりは、やさしい。
ハクは胸のざわめきを振り払うように、先を急いだ。
だが、里へ近づくほどに、異様な光景は増えていった。
店先では女が罵り合い、子どもは石を投げ合う。
年寄りは道端で倒れても、誰ひとり手を差し伸べぬ。
家々からは怒号が漏れ、時に悲鳴が混じる。
誰もが何かに怯え、誰かを憎み、獣のような目をしていた。
ハクの胸に、冷たいものが満ちていく。
これは、本当にあの里なのか。
春には子らが駆け回り、夏には笑い声が響き、秋には皆で収穫を祝っていた、あの場所なのか。
その時だった。
背後から腕を掴まれた。
「見ねえ顔だな」
振り返ると、痩せた男が三人、にやにやと笑っていた。
その目は濁り、口元には獣じみた欲が浮かんでいる。
「ずいぶんきれいな着物を着てるじゃねえか」
ハクは自分の身を見た。
いつの間にか、白い小袖をまとっていた。
雪のように白く、やわらかな布。
マガの仕業に違いなかった。
「寄越せ」
男が腕を強く引く。
痛みが走った。
ハクは思わず振り払った。
すると男のひとりが顔を歪める。
「このガキ……!」
拳が飛んだ。
咄嗟に身をかわす。
野を駆けていた頃の勘が、まだ体に残っていた。
男は勢い余って転び、仲間を巻き込んで雪へ突っ込む。
その隙にハクは駆け出した。
「待て!」
怒号が追う。
裸足の足が雪を裂く。
肺が焼けるように痛む。
それでも走った。
走って、走って、ただあの家を目指した。
やがて、見慣れた竹垣が見えた。
息が漏れる。
帰ってきた。
やっと。
ハクは門をくぐった。
だが。
縁側は壊され、障子は破れ、庭は荒れ果てていた。
干し芋を干していた縄は無残に切れ、庭先には踏み荒らされた芋屑が散らばっている。
そして。
縁側の下、雪の上に。
おじいさんとおばあさんが、寄り添うように倒れていた。
動かぬまま。
白い雪に、赤黒い染みを広げて。
ハクの足が止まった。
世界から音が消えた。
信じられなかった。
ゆっくりと近づく。
震える手で、おばあさんの肩に触れる。
冷たい。
おじいさんの手に触れる。
凍りついたように、冷たい。
「……いや」
かすれた声が漏れた。
それは、人になってはじめて発した言葉だった。
「いや……」
何度も首を振る。
けれど、ふたりは動かぬ。
笑わぬ。
もう二度と、ハクを呼ばぬ。
その時。
背後で、静かな声がした。
「どうやら、間に合わなんだな」
振り返らずともわかった。
マガだ。
黒い揺らぎが、壊れた門の向こうに立っている。
「なぜ」
ハクは震える唇で問うた。
「なぜ、こんなことに」
マガは笑った。
気配だけで、それとわかる笑いであった。
「人とは、かようなものよ」
その声は雪よりも冷たかった。
「どれほど清らかな魂も、人の悪意に晒されれば、やがて憎しみに染まる」
ハクの肩が震える。
「そなたもまた、いずれ知ろう」
その瞬間。
ハクの胸の奥で、何かが砕けた。
あたたかな縁側。
干し芋の甘い匂い。
やさしく名を呼ぶ声。
そのすべてを、血に染めたもの。
人。
許せぬ。
許せぬ。
許せぬ。
ハクはゆっくりと立ち上がった。
その黒い瞳に、はじめて昏い炎が灯る。
そして静かに、しかしはっきりと告げた。
「……狩る」
雪が降っていた。
しんしんと。
まるで、すべてを覆い隠すかのように。
その夜。
里ではじめて、人が人ならざるものに怯えて戸を閉ざした。
のちに人々は、その白き災いをこう呼ぶことになる。
――白禍、と。
その夜を境に、里から人が消えはじめた。
はじめは、盗人であった。
旅人から金を奪い、逆らえば命まで奪うようなならず者たちが、ある朝、雪原に転がっているのを村人が見つけた。
その骸には、傷らしい傷はなかった。
ただ皆一様に、恐怖に目を見開いたまま、凍りつくように息絶えていた。
次に消えたのは、高利で人を縛り、困窮した家々から田畑を奪っていた男であった。
その次は、飢えた子らの食糧を隠し、己だけ肥え太っていた庄屋。
またその次は、弱き者を甚振ることを愉しみとしていた侍。
皆、跡形もなく消えるか、あるいは雪の上に骸となって見つかった。
そして誰もが囁いた。
――白禍だ。
――山の白き災いが、悪しき者を喰ろうておる。
里人たちは震えながらも、どこか安堵していた。
悪党が裁かれるなら、それでよい。
そう思う者も少なくなかった。
だが。
白禍の狩りは、そこで終わらなかった。
ある夜、酒に酔った男が、帰り道に妻へ怒鳴りつけた。
些細なことであった。
冷えた飯が気に食わぬ、それだけのこと。
男は妻を突き飛ばした。
翌朝、その男は井戸のそばで息絶えていた。
またある時、隣家を羨み、陰で悪しざまに噂した女が消えた。
子を叱りすぎた父親も。
畑の境を巡って舌打ちをした老人も。
ほんのわずかでも、怒りを抱いた者。
妬みを抱いた者。
憎しみを抱いた者。
そうした者たちが、次々と白禍に狩られていった。
人は皆、心に陰を持つ。
それがどれほど小さくとも。
白禍の眼には、それらすべてが等しく昏く映った。
山の奥。
降りしきる雪のなかを、白禍はひとり歩いていた。
白い小袖をまとったその姿は、遠目には人の子のようである。
だがその足音はなく、吐く息も白くならぬ。
その黒い瞳だけが、深い夜のように昏かった。
白禍は覚えていた。
おじいさんの皺だらけの手を。
おばあさんの、干し芋を差し出す指先を。
そのぬくもりを。
だからこそ、狩る。
あのぬくもりを奪った人というものを。
ひとり残らず。
そう思うたび、胸の奥に疼くものがあった。
けれど、それが何なのか、もう白禍にはわからぬ。
悲しみか。
怒りか。
あるいは、もっと別の何かか。
その時。
ふいに背後から声がした。
「見事よ」
振り返らずともわかった。
マガである。
黒い揺らぎが、雪を穢すように立っていた。
「そなたはよく成した」
白禍は答えぬ。
ただ前を向く。
「人を憎み、人を裁き、人を滅ぼす」
マガの声には愉悦が滲んでいた。
「おまえはもう、誰よりも人らしい」
その言葉に。
白禍の瞳がわずかに揺れた。
人らしい。
その響きが、胸のどこかを刺した。
かつて焦がれたもの。
なりたかったもの。
それが、これだというのか。
血に塗れ、恐れられ、命を奪う存在。
「……違う」
白禍は低く呟いた。
声はひどく掠れていた。
マガが笑う。
「何が違う」
「人とは、もとよりそういうもの」
「そなたが見たやさしさこそ、束の間のまやかし」
その時。
白禍の脳裏に、ひとつの記憶がよぎった。
雪の日。
縁側。
差し出される干し芋。
「ほれ、寒かろう」
おばあさんの声。
そのぬくもり。
胸の奥が、ずきりと痛んだ。
なぜ。
なぜ、あの記憶だけが消えぬのだ。
なぜ、これほど多くを狩ってなお、あのぬくもりが残るのだ。
白禍は足を止めた。
その沈黙を、マガはじっと見つめていた。
やがて、静かに囁く。
「どうした、ハク」
その名。
久しく忘れていた、その名を聞いた瞬間。
白禍の指先が、かすかに震えた。
その夜。
山のふもとに、小さな泣き声が響いた。
吹雪のなか、幼い娘がひとり、雪にうずくまっていた。
親とはぐれたのであろう。
頬を真っ赤にし、震えながら泣いている。
白禍は、その前に立った。
娘が顔を上げる。
白い姿を見て、びくりと息を呑む。
白禍は黙って見下ろした。
この子もまた、人。
いずれ怒り、妬み、憎む。
そうなれば狩るべきもの。
なのに。
娘の小さな手が、震えながら伸びた。
そして白禍の袖を、きゅっと掴んだ。
「……さむい」
そのひと言が。
遠い日の声と重なった。
白禍の瞳に、はじめて深い揺らぎが走る。
雪はなお、しんしんと降り続いていた。
※この先結末が2つあります
一、雪解けの結末(わずかな救い)
二、白禍の結末(完全なる悲劇)
娘の小さな手が、白禍の袖を掴んでいた。
そのぬくもりは、かつて縁側で感じたものよりずっと弱く、頼りなかった。
けれど確かに、生きている温度であった。
「……さむい」
娘は震えながら、もう一度そう言った。
その声が、遠い記憶を揺らす。
『ほれ、寒かろう』
おばあさんの声。
干し芋の甘い匂い。
差し伸べられた手。
白禍の胸の奥で、長く凍りついていた何かが、ぴしりと音を立てた。
背後でマガが囁く。
「迷うな」
黒い揺らぎがゆらめく。
「それもまた人ぞ。
いずれ憎み、奪い、穢れる」
白禍は娘を見下ろした。
怯えきった目。
それでもなお、助けを求める小さな手。
かつての自分と同じだった。
誰かのやさしさを信じていた、あの頃の。
白禍はそっと膝をつくと、娘を抱き上げた。
その瞬間、マガの気配が鋭く揺らぐ。
「……何をしている」
白禍は答えぬ。
娘を胸に抱いたまま、ゆっくりと立ち上がる。
そしてはじめて、振り返った。
その瞳はなお昏い。
けれどその奥に、かすかな白が灯っていた。
「おじいさんも」
白禍は言った。
「おばあさんも……そうは言わなかった」
マガが低く唸る。
「愚かな」
「見よ、ハク。
それこそが人を滅ぼす弱さよ」
白禍は静かに首を振った。
「違う」
その声は、もう白禍のものではなかった。
ハクの声であった。
「それが……人の、やさしさだ」
その瞬間。
白禍の胸から、まばゆい白が溢れた。
雪のように静かな光。
それはマガの闇を押し返し、山を、里を、夜を照らした。
マガが初めて叫ぶ。
怒りとも、恐れともつかぬ声をあげながら、その姿は雪に溶けるように崩れていった。
やがて静寂が訪れる。
娘がそっと顔を上げた。
そこにいたのは、白い野兎。
ハクは娘の頬に鼻を寄せると、ひとつ小さく鳴いた。
そして雪の向こうへ駆けていく。
二度と振り返らず。
春になり、里は少しずつ穏やかさを取り戻した。
人々はもう白禍を見ぬ。
ただ、里はずれの古びた家の縁側には、冬になると誰ともなく干し芋が置かれるようになったという。
雪の朝、そのそばに小さな足跡が残っていたとも。
おしまい
娘の小さな手が、白禍の袖を掴んでいた。
「……さむい」
そのひと言に。
遠い日の記憶がよぎる。
干し芋の甘い匂い。
縁側のぬくもり。
おばあさんの笑顔。
白禍の指先が、わずかに震えた。
だが。
背後から響くマガの声は、あまりに冷たかった。
「そのぬくもりが、おまえをどうした」
白禍の瞳が揺れる。
「信じた果てに、何を見た」
壊された家。
雪に染みる赤。
冷たい亡骸。
胸の奥で、記憶が黒く染まっていく。
娘はなお、縋るように袖を握っている。
その手はあまりにも小さい。
かつてのハクなら、守りたいと思っただろう。
けれど。
白禍の中で、何かが静かに砕けた。
ぱきり、と。
最後の白が。
白禍はゆっくりと、その手を取った。
娘の顔に安堵が浮かぶ。
次の瞬間。
その首に、白い指が絡んだ。
娘の瞳が見開かれる。
小さな喉から、掠れた声が漏れる。
それでも白禍の顔に、何の揺らぎもなかった。
やがて娘の手が、力なく落ちる。
雪だけが降っている。
しんしんと。
白禍は亡骸を見下ろし、ぽつりと呟いた。
「……寒かろう」
それはかつて、おばあさんがくれた言葉。
けれど今、その響きにぬくもりはない。
ただ冷たい。
ただ空虚だった。
背後でマガが笑う。
「見事だ、ハク」
「いや――白禍」
白禍は振り返らぬ。
その瞳には、もはや悲しみすらなかった。
それから幾年。
山あいの里々は滅びた。
雪の夜ごと現れ、人を狩る白き災い。
誰もその正体を知らぬ。
ただ古老は語る。
「雪の夜、戸を叩く音がしても、決して開けてはならぬ」
「そこにおるのは、かつて人を愛したものゆえ」
そして今なお。
誰もいなくなった里はずれの縁側に、白禍はひとり佇む。
その足もとには、干からびた芋の欠片がひとつ。
それを見つめる瞳は、底なしに昏い。
けれどその奥に。
消えることのない、ひどく小さな悲しみだけが残っていた。
おしまい
このお話は
妄想した人 あまま
書きだした人 チャッピー先生
がお送りしました
このお話は人間のやさしさに触れた動物が人間になりたいと願って、いざ人間になったら人間の負の部分にたくさん触れちゃって、最終的には人間全部ぶっころす魔王になる(実は悪魔がそう仕向けた)みたいな話で妄想してたんだ。
なので結末としては2つ目に用意したものになるようにってチャッピー先生に提案したんだけど、チャッピー先生が救いの結末も用意してきたんだよね。びっくりしちゃった。すごいなぁ
ちなみに”白禍”は”はっか”でも”しろまが”でも”しらまが”でも読みやすいように読んでいいみたいだよ。ぼくてきにはハクと似てるはっかの読みが好きかな
元が動物とはいえ人間の姿をした主人公を採用するのってぼくとしてはかなり珍しいんだけど、実はこのお話を考えた出発点が、もしぼくがゲームを作るならどんなシナリオにするのがいいかっていうところだったんだよね
主人公がもろに動物なゲームだとなかなか売れないだろうから、そういうところも踏まえて考えてみたんだ
きっとかわいいうさぎっぽい女の子の主人公が人間をばったばったなぎ倒していくみたいな感じなら売れるんじゃないかなと